いずもいぬ

飼いやすい犬の種類が知りたい!

初めて犬を飼いたいと思ったらまず
・飼いやすい犬
・育てやすい犬
を選びたいと考える方が多いでしょうね。

ここでは、初心者の方に向けて、飼いやすい犬の選び方やおすすめの犬種を紹介します。

飼いやすい犬とは?

初めてペットを迎える際に、「育てやすさ」を基準に犬種を選ぶ方は多いでしょう。

しかし、どの犬が育てやすいと言えるのでしょうか。

まず大前提として、犬の「飼いやすさ」は人それぞれ異なるということを理解しましょう。

飼い主の「犬とどのように関わりたいか」や生活スタイルによって、その感じ方は変わってきます。

例えば、「外出は控えめにして、できるだけ家で犬と過ごしたい」と考えている方にとっては「室内で飼いやすいサイズ」や「散歩や遊びの運動量が少なくても問題ないこと」が飼いやすいポイントになります。

また、「ペットにかかる費用を抑えたい」と希望する方には「エサ代があまりかからないこと」や「体が丈夫で、治療費が少ないこと」が重要な要素になるでしょう。

このように、「飼いやすい」と感じるポイントは人によって異なるのです。

 

飼いやすい犬を選ぶための8つのポイント

犬を飼う際に注目すべき要素は多岐にわたりますが、ここでは特に重要な8つのポイントをご紹介します。

気性や性格

犬の気性や性格は飼いやすさに大きく影響します。

「穏やかでおとなしい性格」の犬は、特に室内で飼う場合や小さな子どもがいる家庭に向いています。

また、初心者の飼い主は、従順で攻撃性の低い犬種を選ぶと良いでしょう。

飼い主に甘える犬を求める方には、人懐っこい性格の犬が適しています。

吠えにくさと声の大きさ

マンションなどの集合住宅で犬を飼う場合、吠えにくさや声の大きさも重要な要素です。

全く吠えない犬はいませんが、比較的吠えにくい犬種があります。

また、無駄吠えを防ぐしつけがしやすい犬を選ぶのも一つの方法です。

犬の声の大きさはサイズによって異なります。

一般的に、小型犬は約70デシベル、中型犬は約86デシベル、大型犬は約90デシベルの声を出すことが多いです。

しつけのしやすさ

犬を飼いやすくするためには、しつけのしやすさも重要なポイントです。

基本的な指示に従う能力、「待て」や「お座り」などのコマンドを理解できるかどうかが鍵です。

従順でしつけがしやすい犬種を選ぶと良いでしょう。

特に室内飼いの場合、トイレのしつけも欠かせません。決められた場所で排泄できるようにするためには、飼い主のトレーニングが必要です。

ニオイの少なさ

犬には独特の体臭がありますが、その強さには個体差があります。

短毛種や毛量が少ない犬種を選ぶと、トリミングやシャンプーが楽で、体臭も抑えやすいでしょう。

逆に、長毛種や毛量が多い犬種はお手入れに手間がかかり、ニオイ対策も必要になります。

コスト面

犬を飼う際には、エサ代やおやつ代などの費用も考慮する必要があります。

エサの量は犬のサイズに比例して増えます。

月々のエサ代の目安は、小型犬で約1,000~4,000円、中型犬で約5,000~8,000円、大型犬で約9,000~11,000円です。

経済的負担を軽減するためには、小型犬を選ぶと良いでしょう。

お手入れの手間

犬のお手入れの手間も重要なポイントです。

犬種によって、抜け毛の量やブラッシング、カットの頻度が異なります。

手間の少ない犬を求める場合は、抜け毛が少なく、ブラッシングやトリミングの頻度が低い犬種が適しています。

室内で犬を飼う場合、抜け毛が床に落ちるのは避けられないため、掃除の頻度が増えることを覚悟しましょう。

必要な運動量

犬種ごとに必要な運動量は異なります。

活発で遊び好きな犬種は、散歩や運動の時間を多く取る必要があります。

犬のサイズに応じた運動量の目安として、小型犬は1日20〜30分、中型犬は30〜40分、大型犬は約60分の散歩が必要です。

かかりやすい病気

犬種によっては、先天的な遺伝疾患や特定の病気にかかりやすいものがあります。

皮膚疾患やヘルニアなど、起こりやすい病気は犬種ごとに異なるため、事前にどのような病気に注意すべきか確認しておくことが重要です。

ペット保険に加入していない場合、病気やケガの治療費は全額自己負担となります。

医療費が高額になることもあるため、経済的な準備も必要です。

おすすめ犬種13選

犬の種類 ポイント・注意点 サイズなど
【トイ・プードル】

巻き毛が特徴的で小柄な犬種です。室内での飼育に適しており、初心者にも人気があります。

  • サイズが小さい
  • ニオイが少ない
  • なつきやすく従順な性格
  • 抜け毛が少ない
  • ブラッシングとトリミングは小まめに必要
体重は約1〜4kgと非常に軽量
プードルの中でも特に小さい

【ヨークシャー・テリア】

美しい被毛と可愛らしい姿が魅力です。

  • サイズが小さい
  • 賢くしつけがしやすい
  • 飼い主に依存しやすい
  • 抜け毛が少ない
  • 被毛の手入れが必要
体重は約2〜3.2kgで、超小型犬に分類されます。
【ポメラニアン】

ふわふわの毛並みと丸い見た目が魅力的なポメラニアン。

  • サイズが小さい
  • 明るい性格で積極性が高い
  • 飼い主には従順
  • 毛量が多いためブラッシングが必要
  • トリミング回数は少なめ
体重は約2〜3kgです。
【ミニチュア・ダックスフンド】

長い胴と短い脚が特徴的で、可愛らしい顔立ちをしています。

  • サイズが小さい
  • 温厚でなつきやすい性格
  • トリミング回数は少なめ
  • 足腰に負担がかかりやすい
  • 吠え声が大きい
体重は約3〜5kgです。
【パグ】

しわのある愛らしい顔と巻き尾が特徴的なパグ。

  • 明るく温厚でおとなしい性格
  • 吠えにくい
  • 噛みつきにくい
  • 短毛で手入れがしやすい
  • 皮膚・眼に関する疾患に注意
体重は約6〜9kgです。
【チワワ】

可愛らしい瞳と小さな身体が特徴的です。

  • サイズが小さい
  • なつきやすい性格
  • お手入れが簡単
  • 警戒心が強い
  • 無駄吠えのしつけが必要
体重は約1〜3kgで非常に小柄です。
【シー・ズー】

丸みを帯びた可愛らしい姿が魅力で、穏やかに過ごすのに適しています。

  • 落ち着いた性格でしつけがしやすい
  • 吠えにくく、噛みつきにくい
  • ひとり遊びや留守番が得意
  • 定期的なブラッシングが必要
体重は約5〜7kgです。

【マルチーズ】

真っ白でフワフワな被毛が特徴のマルチーズは、小さな体格が魅力の小型犬です。

  • サイズが小さい
  • なつきやすい性格
  • 運動量が少なめ
  • しつけがしやすい
  • 抜け毛は少ないが、ブラッシングは必要
体重は約2〜3kgです。
【フレンチ・ブルドッグ】

しわのある愛らしい顔立ちが特徴的です。

  • フレンドリーで甘えん坊な性格
  • 飼い主や周りの人との交流が得意
  • 抜け毛の量が少ない
  • 同居犬に対する攻撃性が高い
  • 呼吸器疾患・腫瘍などの病気にかかりやすい
体重は約10〜13kg
【ビション・フリーゼ】

ビション・フリーゼは、ふわふわの白い毛が魅力的で、人気が高まっています。

  • 友好的な性格で初心者でも飼いやすい
  • しつけがしやすい
  • 抜け毛が少ない
  • ブラッシングと定期的なトリミングが必要
体重は約3〜6kg

 

飼いやすい犬とはどんな犬でしょうか?

飼いやすさに関するよく寄せられる質問

メスとオス、どちらが飼いやすいですか?

メスはオスと比べて縄張り意識が弱く、比較的おとなしい性格のため、飼いやすいとされています。

ただし、メスは人気があるため、オスよりも価格が高くなることがあります。

また、避妊手術の費用は去勢手術よりも約10,000円高いです。

大型犬と小型犬、どちらが飼いやすいですか?

室内で飼う場合、小型犬が適しています。

小型犬は大型犬よりも運動量が少なく、エサ代もかかりません。

飼育にかかる費用やスペースの広さに応じて選ぶと良いでしょう。

良い子に育てるためのコツは?

子犬の頃にしつけをすることが大切です。

叱るだけでなく、褒めることも重要です。

できたことに対してたくさん褒め、犬とのコミュニケーションを大切にしましょう。

室内犬として飼う時に気を付けることは?

室内で犬を飼う際には、誤飲や危険な場所に近づけないように注意しましょう。

小さな物や危険な物は犬の届かない場所に置くか、収納してください。

また、フローリングの床では犬が滑りやすいため、カーペットを敷くなどの対策が必要です。

この記事を書いた人 Wrote this article

クラシカル

管理人:クラシカル(五十代前半) 家 族:子供1人とワンコの4人家族 居住地:大阪の出身で東京生活を踏まえ、現在は山陰で田舎暮らしをしています。 犬の健康管理や躾について、愛犬のラブラドールレトリバーとの経験を交えてご紹介しているホームページになります。

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