室内犬 睡眠

せっかくなら室内で犬を放し飼いにするのが良いのか?

せっかくなら室内で愛犬を放し飼いにしてあげたいと思ってしまいますが・・・。

犬を室内で放し飼いにして、たくさん触れあいたいと考える人にお伝えしたい内容です。

 

犬を室内で放し飼いにするのが良い?

犬を室内で放し飼いにするメリット

犬との時間を満喫できる

室内で犬を自由にさせると、同じ空間で一緒に過ごすことができ、コミュニケーションも取りやすくなります。

愛犬の存在を常に身近に感じたい人や、遊びや触れ合いを楽しみたい人にとって、これは大きなメリットです。

室内での放し飼いにより、飼い主と犬との楽しい時間が増えるでしょう。

犬が自由に過ごせる環境

犬にとっての利点は、自由に動き回れることです。室内で自由にさせることで、犬は好きな場所へ行くことができます。

暖かい場所で日向ぼっこをしたり、窓辺から外を眺めたり、飼い主の後を追いかけたりと、自由に過ごせるため、ストレスの少ない生活が送れます。

また、愛犬が楽しそうに過ごしている姿を見られることも、飼い主にとって大きな喜びとなるでしょう。

 

犬を室内で放し飼いにするデメリット

家が汚れやすくなる

室内で犬を自由にさせると、家が汚れやすくなるデメリットがあります。

抜け毛や体臭、排せつ物による汚れやにおいは避けられません。

また、いたずら好きの犬が部屋を散らかしたり、物を壊したりすることもあります。

室内で犬を放し飼いにする場合は、これらの点にも留意しておく必要があります。

犬が落ち着きを失う可能性

犬を室内で自由にさせると、落ち着きがなくなることがあります。

自分の地位が高いと感じると、犬はわがままになる傾向があります。

また、行動範囲が広がることで守るべき縄張りも増え、犬が精神的に不安定になることがあります。

室内で犬を放し飼いにする際は、この点に注意が必要です。

 

室内で放し飼いをすることで起こる問題点

ニオイ

犬の体臭は独特で、室内で放し飼いにする場合、このにおいに慣れる必要があります。

しつけでは解決できないため、受け入れて生活を楽しむことが求められます。

また、排せつ物のにおいも問題になるため、適切なしつけを行い、トイレ以外での排せつを防ぎましょう。

トイレの失敗

犬のトイレトレーニングが不十分だと、排せつの失敗が頻発することがあります。

犬は自分のにおいがついた場所をトイレとして認識する習性があるため、室内で放し飼いにしていると家中ににおいがつき、適切にトレーニングされていないと至る所で排せつしてしまう可能性があります。

足音と鳴き声

犬が歩くときの足音や鳴き声にも注意が必要です。

歩くだけでも床に爪があたり、足音が響くことがあります。

これは床の劣化にもつながるため、注意が必要です。

また、普段は静かな犬でも、ストレスや寂しさが原因で無駄吠えをすることがあります。

犬にストレスを与えない環境づくりが重要です。

いたずら行動

室内で犬を自由にすると、いたずらが発生しやすくなります。

犬は興味を持った物を噛む習性があり、床に置いた大切な物が噛まれて壊されるかもしれません。

また、犬が「構ってほしい」と感じたり、留守番によるストレスが原因でいたずらをすることもあります。

ケガのリスク

室内での放し飼いには、特有のケガのリスクも伴います。

犬は歩く際に爪を使って姿勢を安定させますが、フローリングの床では滑りやすく、転倒してケガをする危険性が高まります。

床に柔らかい素材のシートを敷くなどの対策が必要です。

 

室内で放し飼いをするための準備

部屋の整理整頓

犬を室内で自由にさせる前に、部屋の整理整頓も重要です。

特に犬がいたずらしそうなものや、誤って飲み込む危険があるものを床や手の届く場所に置かないようにしましょう。

また、コンセントやコード、電化製品など、感電や故障の危険があるものは犬の手の届かない場所に配置する必要があります。

衛生管理

室内で犬を自由に過ごさせる前に、衛生対策も考えましょう。

犬の抜け毛はアレルギーの原因になることがあるため、効率的な掃除方法を事前に検討しておきます。

また、犬の体臭対策として定期的なシャンプーが有効です。

適したシャンプーを選び、事前に準備しておくことをおすすめします。

トイレトレーニング

犬を室内で自由に過ごさせるためには、トイレトレーニングが不可欠です。

犬が排せつのサインを見せたら、すぐにトイレの場所に連れて行きましょう。

トイレに犬の尿のにおいをつけておくことで、トイレを認識させることができます。

飼い始めた日からトイレトレーニングを始めると効果的です。

滑り防止対策

フローリングの床は滑りやすく、犬が転倒する危険があります。

事前にカーペットやラグを敷くことで、滑り止め対策が可能です。

さらに、滑りにくいフローリング材を使用したり、フロアコーティングを施すのも効果的です。

ケージの準備

室内で犬を自由にさせる場合でも、ケージを用意しておくことが重要です。

広すぎる空間は犬にとってストレスになることがあるため、安心できるケージを設置することで、犬が落ち着いて過ごせる場所を提供できます。

また、飼い主が留守の際に犬がいたずらするのを防ぐためにもケージは有効です。

放し飼いを始める前にケージを準備しておきましょう。

この記事を書いた人 Wrote this article

クラシカル

管理人:クラシカル(五十代前半) 家 族:子供1人とワンコの4人家族 居住地:大阪の出身で東京生活を踏まえ、現在は山陰で田舎暮らしをしています。 犬の健康管理や躾について、愛犬のラブラドールレトリバーとの経験を交えてご紹介しているホームページになります。

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