
ラブラドールレトリバーは、活発でエネルギッシュな大型犬です。
もともと猟犬として活躍していた歴史を持つため、毎日しっかりとした運動が欠かせません。
この記事では、ラブラドールに必要な運動量の目安や、散歩・遊びの工夫、運動不足によるトラブルとその対策まで、わかりやすく解説します。
ラブラドールの1日の運動量の目安
一般的に、ラブラドールレトリバーには1日1時間〜2時間程度の運動が必要とされています。
これには散歩、ボール遊び、ドッグランなどを含みます。
- 成犬の場合:朝30分+夕方〜夜に60分程度が理想
- 子犬の場合:月齢×5分が1回の運動時間の目安(例:5ヶ月なら25分)
- シニア犬:無理のない範囲で、短時間でも毎日継続が重要
運動不足がもたらすトラブル
十分な運動をさせないと、以下のような問題が起こりやすくなります。
- 肥満・関節疾患・内臓疾患のリスク増
- ストレスによる吠え・家具破壊などの問題行動
- 飼い主との信頼関係の低下
特に若いラブラドールは、エネルギーが有り余っているため、運動不足が続くと行動トラブルの原因</strongになりやすくなります。
毎日の散歩のコツ
1. 朝と夕方の2回散歩が理想
時間帯を分けて散歩することで、適度な疲労を維持しながら、生活リズムも整います。
2. 匂い嗅ぎの時間も大切に
ラブラドールは嗅覚が非常に優れている犬種です。
単なる移動だけでなく、匂いを嗅ぐことでストレス解消になります。
3. 毎日コースを変えて刺激を与える
散歩ルートを定期的に変えることで、犬も飽きずに楽しめます。
室内・屋外でのおすすめの遊び
1. ボール遊び(レトリーブ)
ラブラドールの「レトリバー」の名の通り、物をくわえて持ってくるのが得意です。
広場や庭でのボール投げは、エネルギー発散に最適です。
2. 引っ張りっこ遊び
ロープトイを使った引っ張りっこは、体力を使いながら飼い主とのコミュニケーションも深まります。
3. プール・水遊び
水が大好きなラブラドールには、夏場の水遊びや犬用プールもおすすめです。
関節に負担をかけず運動できます。
4. 知育トイ・コングなどの使用
雨の日や屋内で過ごす時間には、知育おもちゃを使って頭と体を使う遊びを取り入れましょう。
飼い主が意識したいこと
- 毎日運動する「覚悟」があるか
- 体調や年齢に合わせて運動内容を調整する
- 散歩だけでなく「遊び」や「トレーニング」も運動の一部
体力のある犬種だからこそ、飼い主側が意識して運動を取り入れていく必要があります。
まとめ|ラブラドールとの幸せな生活は「運動」がカギ
ラブラドールレトリバーとの生活は、たくさんの運動とスキンシップで成り立っています。
運動量の確保は、健康面だけでなく心の安定や信頼関係の構築にもつながる大切な要素です。
毎日の散歩や遊びを通じて、あなたのラブラドールと楽しく幸せな時間を過ごしてください。
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ライター紹介 Writer introduction

いずもいぬ
管理人:いずもいぬ(五十代前半) 家 族:子供1人とワンコの4人家族 居住地:大阪の出身で東京生活を踏まえ、現在は山陰で田舎暮らしをしています。 犬の健康管理や躾について、愛犬のラブラドールレトリバーとの経験を交えてご紹介しているホームページになります。
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