【徹底解説】コーイケルホンディエの抜け毛対策&おうちケア:換毛期の「ごっそり」も怖くない!

【徹底解説】コーイケルホンディエの抜け毛対策&おうちケア:換毛期の「ごっそり」も怖くない!

「え、こんなに抜けるの…?」初めての抜け毛ショック

コーイケルホンディエを家族に迎えたばかりの飼い主さん。

もしかして、今、抜け毛の多さに驚いていませんか?

「服にもソファにも、黒い毛が目立つ…」「掃除しても追いつかない!」

ご心配なく、それはコーイケルホンディエの飼い主さん「あるある」なんです。

ふわふわな被毛が魅力的なコーイケルホンディエですが、その構造上、抜け毛が多い犬種でもあります。

この記事では、愛犬のコーイケルホンディエの抜け毛で悩む飼い主さんのために、抜け毛の科学的な理由から、プロが推奨する効果的なお手入れ方法、さらにはお部屋を清潔に保つための掃除テクニックまで、徹底的に解説します。

この記事を読めば、憂鬱だった換毛期もきっと乗り越えられますよ!

そもそも、なぜコーイケルホンディエは毛が抜けるの?

まずは、コーイケルホンディエの被毛の特徴と、抜け毛が増える理由を理解しましょう。

1. コーイケルホンディエは「ダブルコート」の犬種

コーイケルホンディエの被毛は、寒暖差から体を守るために「ダブルコート(二重構造)」になっています。

  • オーバーコート(上毛): 外部の刺激から皮膚を守る、しっかりとした毛。
  • アンダーコート(下毛): 体温調節を行う、やわらかく密度の高いふわふわな毛。

このアンダーコートが、抜け毛の主な原因となります。

2. 年に2回の「換毛期」でごっそり抜ける!

コーイケルホンディエの抜け毛が特に多くなるのは、季節の変わり目である年2回の「換毛期」です。

時期 換毛の内容 特徴
 冬毛 → 夏毛へ 保温性の高い冬毛がごっそり抜け、涼しい夏毛に生え変わる。抜け毛の量が最も多い時期
夏毛 → 冬毛へ 薄い夏毛が抜け、密集した冬毛に生え変わる。春ほどではないが抜け毛が増える。

換毛期は、まるで「毛皮がまるごと脱げるのでは?」と思うほど抜けますが、これは健康な体温調節のための自然なサイクルです。

【必須】抜け毛を劇的に減らす!7つの効果的なケア方法

抜け毛は防げませんが、その量と飛び散りをコントロールすることは可能です。

毎日の少しの工夫が、おうちの快適さを大きく左右します。

1. 究極の抜け毛対策は「毎日のブラッシング」

抜け毛を床に落とす前に取り除くのが鉄則です。

特にアンダーコートが多いコーイケルホンディエは、ブラッシングをサボると、皮膚の通気性が悪くなり、皮膚炎や熱中症の原因にもなりかねません。

【おすすめツールと使い方】

  • スリッカーブラシ: まずこれで浮いたアンダーコートをごっそりとかき出します。地肌を傷つけないよう優しく。
  • コーム(金櫛): 仕上げに使い、毛玉や残った抜け毛がないか確認しながら整えます。
  • ラバーブラシ/獣毛ブラシ: 普段の毛並みを整えるのに最適。

2. 換毛期は「ブラッシングの頻度」を上げる!

換毛期には、最低でも毎日〜2日に1回のブラッシングをルーティンにしましょう。

この一手間が、結果的に掃除の負担を激減させます。

3. シャンプーで「まとめて」抜け毛を落とす

定期的なシャンプー(目安:月に1回程度)は、絡みかけた抜け毛やフケを洗い流す絶好の機会です。

特に換毛期は、シャンプー時にしっかりとマッサージするように洗い、抜け毛を大量に落とすことで、その後の抜け毛の飛び散りを最小限に抑えられます。

  • ポイント: 低刺激の犬用シャンプーを使用し、洗った後はドライヤーで根元までしっかり乾かしましょう。生乾きは皮膚病の原因になります。

4. 皮膚と被毛を健康に保つ「食事ケア」

艶のある被毛は、良質な食事から作られます。

  • 良質なタンパク質: 被毛の主成分です。
  • オメガ3脂肪酸(DHA・EPA): 皮膚のバリア機能を高め、健康な毛の成長をサポートします。

愛犬の年齢や運動量に合った、バランスの良いプレミアムフードを選びましょう。

5. お手入れとセットで「プロのトリミング」を活用

  • シャンプー&ドライング: 自宅でのシャンプーが難しい場合や、換毛期にごっそり毛を落としたい場合は、プロの高圧シャワーやブロワーを使ってもらうのが効果的です。
  • 飾り毛のトリミング: 地面に触れて汚れやすい「足裏」「お尻周り」「飾り毛」を整えるだけでも、衛生面が向上し、毛玉防止にも繋がります。※コーイケルホンディエの体毛を短くしすぎると、皮膚を守れなくなるため、必ずトリマーさんに相談しましょう。

6. 抜け毛による「毛玉」を絶対に作らない

抜け毛が残ったままになると、摩擦で毛玉になり、皮膚を引っ張り痛みや皮膚炎を引き起こします。耳の裏、脇の下、股は毛玉ができやすいので、毎日指で触ってチェックしましょう。


お部屋を清潔に保つ!抜け毛対策のための掃除テクニック

どんなにケアしても、毛は抜けるもの。掃除アイテムを「味方」につけて、快適な環境を維持しましょう。

1. 24時間365日稼働の「頼れる掃除隊」を導入!

  • ロボット掃除機: 毎日決まった時間に稼働させ、床の抜け毛を自動で回収。毛が絡みにくい構造のものを選ぶと◎。
  • 空気清浄機 + サーキュレーター: 舞い上がった毛やホコリを効率良く集め、吸引します。設置場所は、毛が舞いやすいリビングの中心がベスト。

2. 「粘着ローラー」は各部屋に常備

サッと服やソファの毛を取りたいときに大活躍するコロコロ(粘着ローラー)は、リビングや玄関に置いておくと便利です。ペットの毛専用の高粘着タイプが特におすすめです。

3. 洗濯できる「カバー」で付着を最小限に

愛犬がくつろぐソファやベッドには、気軽に洗濯できるブランケットや防水カバーを敷きましょう。

こまめに洗うことで、毛だけでなくニオイ対策にもなります。


【要注意!】通常の抜け毛ではない、危険なサイン

換毛期ではないのに異常な抜け方をしている場合は、病気やストレスが原因かもしれません。

以下の症状が見られたら、すぐに動物病院で相談しましょう。

異常な抜け毛のサイン 考えられる原因例
円形や広範囲の脱毛 皮膚病(真菌症、ノミ・ダニなど)
フケ、かゆみがひどい アレルギー、皮膚炎
毛がベタつく、または異臭がする ホルモン異常、脂漏症
過度な舐め・噛みによる自傷行為 ストレス、痛み

まとめ:コーイケルホンディエとの快適な暮らしへ

コーイケルホンディエの抜け毛は、飼い主さんにとって永遠の課題かもしれません。

しかし、これは愛犬が健康に過ごしている証拠でもあります。

「毎日のブラッシング」を核とした日々のルーティンと、「掃除アイテム」を上手に活用する工夫さえあれば、抜け毛のストレスは格段に軽減できます。

今日から一つずつ、愛犬との暮らしに「抜け毛対策」を取り入れて、もっと快適なドッグライフを送りましょう!

この記事を参考に、愛犬のふわふわな被毛と清潔なお部屋を両立させてくださいね。

ライター紹介 Writer introduction

いずもいぬ

いずもいぬ

管理人:いずもいぬ(五十代前半) 家 族:子供1人とワンコの4人家族 居住地:大阪の出身で東京生活を踏まえ、現在は山陰で田舎暮らしをしています。 犬の健康管理や躾について、愛犬のラブラドールレトリバーとの経験を交えてご紹介しているホームページになります。

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