犬のしつけにクリッカーの使い方! 無駄吠えへの音のトレーニングとは

犬のしつけに困ったら、クリッカーでのトレーニングは、いかがでしたでしょうか。

愛犬のラブラドールとは、2年ほど、服従訓練を受講していました。

その訓練所では、クリッカーのつかい方を、教えていただきました。

クリッカーで音のトレーニング!

ご参考になれば幸いです。

 

犬のしつけにはクリッカーでトレーニング!

もともと、クリッカーは、イルカを訓練するグッズです。

犬は聴覚に優れているので、クリッカーは犬のしつけにも、期待がもてます。

そのため、クリッカーは、しつけの最適グッズになります。

 

犬にはクリッカーの音が最適!

クリッカー20230415

犬は、言葉の理解はできません。

では、なにで理解しているかと言うと、音の違いで理解しています。

そのため、クリッカーが出す音は、いつも一定なので、注意をひき寄せます。

クリッカーを活用した、しつけは、

① ご褒美の意識づけから

② お座りや伏せに活用

ご褒美の意識づけから

クリッカーを活用した、しつけには、

まず、クリッカーが鳴ると、良いことがあると、理解させます。

具体的には、良いことをすると、クリッカーを鳴らして、ご褒美を与えます。

クリッカーを鳴らすタイミングは、良いことをした瞬間です。

すこし時間を置くと、なぜクリッカーが鳴ったのか、理解してくれないです。

そのため、「良いこと」=「クリッカー」=「ご褒美」は、一連した流れになります。

注意することは、クリッカーが鳴らないと、ご褒美を与えてはいけません。

イルカの訓練を、イメージしてください。

音が鳴ると、イルカが飛んだり、跳ねたりして、必ず訓練士に、ご褒美をもらっています。

犬のクリッカーのしつけも同じです。

まずは、クリッカーの意識づけから、はじめてください。

お座りや伏せに活用

クリッカーの意識を、強めるために、「お座り」や「伏せ」から、はじめてください。

まずは、いつもの通り、コマンド(指示語)や仕草で「お座り」をさせます。

犬が座ると、すぐにクリッカーを鳴らします。

そして、ご褒美を与えます。

ポイントになるのが、犬が座ると、すぐにクリッカーを鳴らし、すぐに、ご褒美を与えます。

そのため、クリッカーは手に持ち、ご褒美は、ポケットなど身近におくことです。

これを繰り返して、クリッカーだけで「お座り」ができれば、完了です。

そして「伏せ」も、おなじ手順をおこないます。

この「お座り」「伏せ」ができれば、犬は、クリッカーの意識が、強くなっています。

 

犬のクリッカーは無駄吠えの対策に活用!

吠え癖があると、玄関のチャイムが鳴ると、無駄吠えをします。

無駄吠えの対策は、玄関のチャイムが鳴ると、すぐにクリッカーを鳴らします。

できれば、チャイムが鳴る直前が最適です。

そして、ご褒美の準備と、ご褒美を与えます。

クリッカーの意識が強いと、チャイムより、クリッカーの音を優先します。

でも、チャイムと興奮が関連づけているので、そう簡単ではないです。

そのため、家族などが協力して、チャイムを鳴らすことも必要になります。

最終的には、チャイムが鳴っても大丈夫なことを、理解させます。

少しずつ、「チャイム」=「ご褒美」に移り変われば、しつけは完了します。

 

犬のクリッカーは興奮癖の対策にも活用!

興奮癖の対策は、クリッカーを活用した、無駄吠えの対策と同じです。

まずは、犬が興奮する理由を、感じとることが必要です。

犬が、興奮する前に、クリッカーの音を鳴らします。

そして、ご褒美を与えます。

これを繰り返して、興奮する癖をなくしていきます。

 

犬のクリッカー(まとめ)

クリッカーの音は、犬に、注意を引き寄せるので、とても有効的です。

そして、「お座り」や「伏せ」、「無駄吠え」「興奮癖」などに、活用できます。

また、クリッカーでは、音が鳴ると、良いことがあると理解させます。

クリッカーとご褒美を、意識づけることが必要です。

一連の流れでは、「良いこと」=「クリッカー」=「ご褒美」になります。

チャイムの無駄吠えでは、「チャイム」=「クリッカー」=「ご褒美」になります。

注意することは、あまり間が空くと、犬は理解できなくなります。

音を活用したしつけは、時間が掛かりますが、必ず成果に導けます。

飼い主さんは、粘り強く、頑張ってください。