犬のしつけに困ったら、クリッカーでのトレーニングは、いかがでしたでしょうか。
愛犬のラブラドールとは、2年ほど、服従訓練を受講していました。
その訓練所では、クリッカーのつかい方を、教えていただきました。
クリッカーで音のトレーニング!
ご参考になれば幸いです。
犬のしつけにはクリッカーでトレーニング!
もともと、クリッカーは、イルカを訓練するグッズです。
犬は聴覚に優れているので、クリッカーは犬のしつけにも、期待がもてます。
そのため、クリッカーは、しつけの最適グッズになります。
犬にはクリッカーの音が最適!
犬は、言葉の理解はできません。
では、なにで理解しているかと言うと、音の違いで理解しています。
そのため、クリッカーが出す音は、いつも一定なので、注意をひき寄せます。
クリッカーを活用した、しつけは、
① ご褒美の意識づけから
② お座りや伏せに活用
ご褒美の意識づけから
クリッカーを活用した、しつけには、
まず、クリッカーが鳴ると、良いことがあると、理解させます。
具体的には、良いことをすると、クリッカーを鳴らして、ご褒美を与えます。
クリッカーを鳴らすタイミングは、良いことをした瞬間です。
すこし時間を置くと、なぜクリッカーが鳴ったのか、理解してくれないです。
そのため、「良いこと」=「クリッカー」=「ご褒美」は、一連した流れになります。
注意することは、クリッカーが鳴らないと、ご褒美を与えてはいけません。
イルカの訓練を、イメージしてください。
音が鳴ると、イルカが飛んだり、跳ねたりして、必ず訓練士に、ご褒美をもらっています。
犬のクリッカーのしつけも同じです。
まずは、クリッカーの意識づけから、はじめてください。
お座りや伏せに活用
クリッカーの意識を、強めるために、「お座り」や「伏せ」から、はじめてください。
まずは、いつもの通り、コマンド(指示語)や仕草で「お座り」をさせます。
犬が座ると、すぐにクリッカーを鳴らします。
そして、ご褒美を与えます。
ポイントになるのが、犬が座ると、すぐにクリッカーを鳴らし、すぐに、ご褒美を与えます。
そのため、クリッカーは手に持ち、ご褒美は、ポケットなど身近におくことです。
これを繰り返して、クリッカーだけで「お座り」ができれば、完了です。
そして「伏せ」も、おなじ手順をおこないます。
この「お座り」「伏せ」ができれば、犬は、クリッカーの意識が、強くなっています。
犬のクリッカーは無駄吠えの対策に活用!
吠え癖があると、玄関のチャイムが鳴ると、無駄吠えをします。
無駄吠えの対策は、玄関のチャイムが鳴ると、すぐにクリッカーを鳴らします。
できれば、チャイムが鳴る直前が最適です。
そして、ご褒美の準備と、ご褒美を与えます。
クリッカーの意識が強いと、チャイムより、クリッカーの音を優先します。
でも、チャイムと興奮が関連づけているので、そう簡単ではないです。
そのため、家族などが協力して、チャイムを鳴らすことも必要になります。
最終的には、チャイムが鳴っても大丈夫なことを、理解させます。
少しずつ、「チャイム」=「ご褒美」に移り変われば、しつけは完了します。
犬のクリッカーは興奮癖の対策にも活用!
興奮癖の対策は、クリッカーを活用した、無駄吠えの対策と同じです。
まずは、犬が興奮する理由を、感じとることが必要です。
犬が、興奮する前に、クリッカーの音を鳴らします。
そして、ご褒美を与えます。
これを繰り返して、興奮する癖をなくしていきます。
犬のクリッカー(まとめ)
クリッカーの音は、犬に、注意を引き寄せるので、とても有効的です。
そして、「お座り」や「伏せ」、「無駄吠え」「興奮癖」などに、活用できます。
また、クリッカーでは、音が鳴ると、良いことがあると理解させます。
クリッカーとご褒美を、意識づけることが必要です。
一連の流れでは、「良いこと」=「クリッカー」=「ご褒美」になります。
チャイムの無駄吠えでは、「チャイム」=「クリッカー」=「ご褒美」になります。
注意することは、あまり間が空くと、犬は理解できなくなります。
音を活用したしつけは、時間が掛かりますが、必ず成果に導けます。
飼い主さんは、粘り強く、頑張ってください。
この記事を書いた人 Wrote this article
クラシカル
管理人:クラシカル(五十代前半) 家 族:子供1人とワンコの4人家族 居住地:大阪の出身で東京生活を踏まえ、現在は山陰で田舎暮らしをしています。 犬の健康管理や躾について、愛犬のラブラドールレトリバーとの経験を交えてご紹介しているホームページになります。