
ラブラドールレトリバーは、温和で賢く、人懐こい性格が魅力の大型犬です。
その反面、パワフルで好奇心旺盛なため、子犬のうちから正しいしつけが必要不可欠です。
今回は、ラブラドールレトリバーのしつけを始めるベストな時期と、成功させるためのコツややってはいけないNG行動についてわかりやすく解説します。
目次リスト
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しつけはいつから始めるべき?
ラブラドールレトリバーの子犬のしつけは、生後2〜3ヶ月(お迎えしてすぐ)から始めるのが理想です。
この時期は「社会化期」と呼ばれ、外部の刺激や人間との関わりを通じて、性格や行動のベースが形成される大切な時期です。
社会化期に学ばせたいこと
- 家族以外の人とのふれあい
- 掃除機やチャイムなど生活音への慣れ
- おすわり・まて・トイレなどの基本動作
- 首輪・リードに慣れる
成功のコツ5選
- 短くシンプルなコマンドを使う
「おすわり」「まて」など、一貫性のある言葉を使うことが大切です。 - 褒めるタイミングを逃さない
良い行動をしたら即座に褒めることで、行動が定着しやすくなります。 - おやつや遊びを活用する
ラブラドールは食欲旺盛なので、報酬としてのおやつが効果的です。 - 1日数回、短時間の練習でOK
子犬は集中力が短いため、1回5〜10分程度の練習を複数回行うのがおすすめです。 - 家族全員でしつけ方を統一する
指示の出し方がバラバラだと混乱してしまいます。家族でルールを共有しましょう。
NG行動まとめ
しつけを台無しにするNG行動もあります。以下は絶対に避けましょう。
- 感情的に怒鳴る・叩く
怖がらせるだけで信頼関係が崩れます。 - 一貫性のない指示
「ダメ」と言ったり「いいよ」と許したり、態度が曖昧だと混乱します。 - 無視しすぎる
放置していると間違った行動を覚えてしまいます。 - 成功体験を積ませない
褒めずに失敗ばかり指摘すると、学習意欲が低下します。
しつけに困ったら?
子犬の性格や家庭環境によって、しつけの進み具合は異なります。
困ったときは、ドッグトレーナーに相談したり、パピークラス(子犬のしつけ教室)に参加するのも良い方法です。
まとめ:ラブラドールのしつけは“早く・楽しく・根気よく”
ラブラドールレトリバーの子犬は、非常に賢く、しつけ次第で理想の家庭犬になります。
しつけは早く始めて、成功体験を重ね、楽しみながら信頼関係を育てていきましょう。
将来のトラブル防止にもつながりますので、焦らず、褒めて、しっかり向き合ってくださいね。
ライター紹介 Writer introduction

いずもいぬ
管理人:いずもいぬ(五十代前半) 家 族:子供1人とワンコの4人家族 居住地:大阪の出身で東京生活を踏まえ、現在は山陰で田舎暮らしをしています。 犬の健康管理や躾について、愛犬のラブラドールレトリバーとの経験を交えてご紹介しているホームページになります。