愛犬の耳掃除、これだけは知っておきたい方法と注意点【体験談付き】

愛犬の耳掃除、これだけは知っておきたい方法と注意点【体験談付き】

耳掃除が愛犬の健康を守る理由

耳掃除は、愛犬にとって「清潔を保つ」以上の意味があります。

私の家のコーギーも、最初は耳掃除を嫌がっていましたが、定期的にケアするようになってから耳のかゆみが減り、気持ちよさそうに過ごすようになりました。

獣医師の佐藤先生によると、「耳の中は湿気がこもりやすく、菌の繁殖が起こりやすい部分。

とくに垂れ耳の犬は通気が悪いため、週1回のチェックがおすすめ」だそうです。

耳掃除を始める前に知っておきたい準備ポイント

耳の状態チェックリスト

耳を軽くめくって、赤み・におい・耳垢の色をチェックします。

黒っぽい耳垢は炎症のサインかもしれません。

見た目がきれいでも、においが強い場合は注意です。

必要な道具と使い方

犬用イヤークリーナー、コットン、ティッシュを準備します。

人間用の綿棒は奥まで入りやすく、鼓膜を傷つけるおそれがあるため避けましょう。

避けたほうがいいタイミング

お風呂上がりや散歩直後は耳の中が湿っている場合があります。

乾いた状態で行うのがベストです。

自宅でできる!やさしい耳掃除のやり方

ステップ1:安心できる環境を作る

静かな場所で、リラックスできるように声をかけながら始めましょう。

おやつを見せながら「イヤーケア=楽しい時間」と思わせるのも効果的です。

ステップ2:安全な手順で掃除

コットンに洗浄液を含ませて、耳の内側をやさしく拭き取ります。

奥まで入れず、外側をくるりと円を描くように拭くのがコツです。

ステップ3:洗浄液の使い方

洗浄液を入れたあとは、耳の根元を軽くマッサージします。

犬が頭を振ると、汚れが浮き出るので、そのあとで表面をやさしく拭きましょう。

耳掃除中に気をつけたいこと

もし愛犬が耳を痛がったり、強く嫌がる場合は無理に続けないこと。

耳の奥で炎症が起きている可能性があります。

獣医師の佐藤先生も「無理をすると外耳炎が悪化するケースが多い」と警告しています。

獣医師に相談すべきサイン

  • 耳垢が黒くネバついている
  • 耳から出血や膿がある
  • 耳のにおいが酸っぱい・ツンとする

よくある誤解と正しい知識

「耳掃除は毎日しなきゃ」と思う方も多いですが、実は逆効果。

頻繁に行うと耳の保護機能が弱まることがあります。

自然な耳垢は必要なバリアの役割を果たしているのです。

耳掃除後のアフターケアとごほうび

掃除が終わったら、耳の中がきれいで赤くないか確認しましょう。

終わったあとにおやつをあげて、褒めてあげることが次回の成功の鍵です。

まとめ:耳掃除で愛犬の笑顔を守る

耳掃除はちょっとしたコツと愛情で、犬の健康を長く支えるケアになります。

焦らず、やさしく、そして「楽しい時間」に変えていくことが大切です。

ライター紹介 Writer introduction

いずもいぬ

いずもいぬ

管理人:いずもいぬ(五十代前半) 家 族:子供1人とワンコの4人家族 居住地:大阪の出身で東京生活を踏まえ、現在は山陰で田舎暮らしをしています。 犬の健康管理や躾について、愛犬のラブラドールレトリバーとの経験を交えてご紹介しているホームページになります。

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